農業の常識を覆す最先端の挑戦が、今まさに注目を集めています。京都市に拠点を置く農業スタートアップ企業「アースサイド」は、大手企業との強力なタッグを結成しました。彼らが目指すのは、人工知能などを駆使した次世代の農作物の生産システムです。
多くの企業が利益を出すことに苦戦している植物工場という分野において、同社は優れた技術力と独自の連携策で業界をリードしています。驚きの生産現場である「テクノファームけいはんな」には、最先端のシステムを一目見ようと世界中から視察者が殺到している状況です。
一見すると普通の建物ですが、一歩中に足を踏み入れると、そこはまるで製造業のハイテクな自動倉庫のような空間が広がっています。「スタッカークレーン」と呼ばれる自動搬送装置が、高さ10メートルもある棚を縦横無尽に動き回り、レタスのパレットを次々に取り出していくのです。
驚異の8割自動化!国内最大級の生産量を誇るハイテク空間
この工場では、種まきから育苗、生育、そして収穫に至る栽培プロセスの約8割を自動化することに成功しました。1日あたりの生産量は国内最大級となる驚異の3万株を誇ります。この圧倒的な光景に対し、SNSでは「まるで未来のSF世界のようだ」「日本の農業のイメージがガラリと変わる」といった驚きと期待の声が多数寄せられています。
彼らの強みは、インターネットを経由してあらゆるモノをつなぐ「IoT」という技術で、室内の温度や湿度、養分を精密にコントロールしている点にあります。これによって、天候に左右されず常に最適な環境で野菜を育てることが可能となりました。
現在は収穫後の品質チェックを目視で行っていますが、将来的にはこの作業も自動化する計画です。アースサイドの稲田信二社長は、蓄積した膨大なデータを人工知能に解析させることで、誰もがどこでも簡単に美味しい野菜を作れる世界の実現を目指しています。
大手企業も熱視線!世界へ羽ばたく日本の環境に優しい農業技術
同社の優れたノウハウには大手企業も熱い視線を送っており、JXTGホールディングス傘下のJリーフは、このシステムを導入した新しい工場の建設をスタートさせました。2020年12月の完成を目指してプロジェクトが進行しており、九州電力なども次々と提携を決めています。
世界を見渡しても、アメリカのプレンティ社が巨額の資金調達に成功するなど、農業スタートアップへの投資は世界的なトレンドです。その中でも、日本の電機メーカーが培った高精度なLED照明や、徹底された水処理技術は世界最高峰のレベルにあります。
この環境に配慮した栽培方法は、国連が掲げる持続可能な開発目標である「SDGs」の視点からも非常に高く評価されるべきでしょう。資金力のある大企業と、柔軟な発想を持つスタートアップが手を組むことで、日本の農業は世界をリードする一大産業へ発展すると私は確信しています。
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