カプセルホテル「ナインアワーズ」が5億円調達!デザイン重視の革新的な宿泊体験が海外へ

シンプルながら洗練された空間デザインで注目を集めるカプセルホテルブランド「ナインアワーズ」が、大きな飛躍を遂げようとしています。運営を担う株式会社ナインアワーズ(東京都千代田区)は、新生銀行およびその傘下である昭和リース(東京都中央区)を引き受け先とした第三者割当増資を実施し、総額5億円の資金を調達したことを2020年2月13日に発表しました。

今回の巨額の資金調達により、同社は国内における新規ホテルの開発だけでなく、念願の海外進出への一歩を力強く踏み出します。ネット上やSNSでも「あの近未来的な空間が世界に広がるのは楽しみ」「海外の旅先で見つけたら絶対に泊まりたい」といった、今後のグローバル展開に対する期待に満ちた声が数多く寄せられていました。

一般的なカプセルホテルのイメージを覆すナインアワーズの特徴は、何と言っても圧倒的な意匠性の高さにあります。計算し尽くされたスタイリッシュな内装に加え、最高級のマットレスや枕、心地よいタオルなどを完備しており、宿泊の質に一切の妥協がありません。若者を中心に支持を集め、訪日外国人旅行者の利用が全体の4割を占めるのも頷けます。

ここで使われる「インバウンド」という言葉は、海外から日本を訪れる外国人観光客のことを指す専門用語です。彼らは日本の伝統文化だけでなく、こうした最先端の都市型宿泊スタイルにも強い関心を寄せています。1泊5000円前後という手頃な価格帯でこのクオリティを体験できるのですから、人気が沸騰するのも当然と言えるでしょう。

独自のビジネスモデルも、同社の急成長を支える大きな要因となっています。自社で土地や建物を買い取るのではなく、不動産開発業者(デベロッパー)やファンドと連携し、施設の企画と運営管理の受託に特化する手法を採用しているのです。資産を抱えないため、スピーディーかつ柔軟に店舗を拡大できる強みがあります。

さらに同社は、既存の宿泊施設を蘇らせるコンサルティング業務、つまり経営課題を分析して改善策を提案する事業にも着手しています。2021年3月期中には国内の運営拠点を20施設へと拡大し、同時期にヨーロッパ市場への参入も計画しているとのことです。日本発の洗練された宿泊文化が、いよいよ世界基準へと昇華します。

個人的な視点として、今回の資金調達は単なる事業拡大に留まらず、日本の観光業における新しい価値の証明だと感じています。カプセルホテルという日本独自の文化が、デザインの力によって世界に通用するライフスタイルへと洗練されました。移動や宿泊の概念を変えるナインアワーズの挑戦から、今後も目が離せません。

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