クッキー規制で注目のログリー株が急騰!個人情報保護時代の救世主となるか、今後の見通しを徹底解説

2020年1月8日の東京株式市場において、インターネット広告配信サービスを展開するログリーの株価が急激に上昇しました。前日の終値に比べて一時15%高となる2388円まで跳ね上がり、投資家たちの視線を一身に集めています。急騰の背景にあるのは、ネット上の閲覧履歴を記録する「クッキー(Cookie)」への規制強化に関する報道です。プライバシー保護の観点からクッキーの利用を見直す企業が増える中、同社が持つ独自の代替技術に大きな期待が寄せられました。

そもそもクッキーとは、ユーザーが訪れたウェブサイトの情報をブラウザに一時的に保存する仕組みのことです。これにより個人の好みや関心を分析し、最適な広告を届ける「ターゲティング広告」が可能になります。しかし、病歴や行動追跡といったデリケートな個人情報まで筒抜けになるリスクが問題視されてきました。ログリーはこのクッキーを使用せず、ユーザーの属性を高度に推測する技術を有しており、時代の要請にマッチした企業として注目されています。

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SNSでの反響と業績面から見る今後の課題

このニュースに対し、SNS上では「これぞまさに時代が求めるテクノロジーだ」「クッキー規制の波に乗る大本命になるかもしれない」といった興奮気味の声が相次いでいます。個人情報の保護と効果的な広告配信を両立させる同社の手腕には、多くのユーザーが未来の可能性を感じているようです。市場の専門家からも、この革新的な技術が完全にクッキーの代替として認められれば、株価はさらに一段高へ向かうのではないかという好意的な見方が浮上しています。

ただ、手放しで楽観視できない側面があることも忘れてはなりません。ログリーは時価総額が約40億円規模の、いわゆる小型株に分類されます。さらに、株価が割安か割高かを示す指標である予想PER(株価収益率)は150倍を超えており、現在は期待値が先行して株価が膨らんでいる状態です。2019年11月には、広告のクリック率低下に伴い、2020年3月期の通期純利益予想を前期比75%減の2600万円へと下方修正した経緯もあります。

2020年1月8日の取引後半には、やはり目先の利益を確定させる売り注文が膨らみ、終値は6%高に落ち着きました。当日の売買代金は前日の19倍となる8億2600万円を記録したものの、取引の主役は値動きの速い個人投資家です。筆者の視点としても、クッキーレス技術の将来性は間違いなく本物ですが、本業の収益力が追いつくまでは乱高下しやすい展開が続くでしょう。目先のブームに惑わされず、技術の普及度を冷静に見守る姿勢が求められます。

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