広島大学がV3達成!2019年度「大学ブランド力」ランキングに見る中四国キャンパス勢力図の激変

日経BPコンサルティングが、2019年11月27日に最新の「大学ブランド・イメージ調査2019-2020」の結果を発表しました。中四国地方の主要59大学を対象としたこの調査において、広島大学が3年連続で総合1位という快挙を成し遂げています。続く2位には岡山大学がランクインし、国立大学の底力が光る結果となりました。

特に注目すべきは広島大学の圧倒的な評価内容です。全49の調査項目のうち、実に34項目でトップを独占しました。「リーダーシップがある」「各界に人材を輩出している」といった項目で高い支持を得ており、名実ともに地域を牽引するトップランナーとしての地位を不動のものにしています。こうした姿勢は、入学後すぐに短期留学を経験させるグローバル教育の成果といえるでしょう。

一方で私立大学の躍進も見逃せません。前回11位だった広島経済大学が、一気に4位へとランクアップを果たしました。インターネット上では「広経大の伸びが凄まじい」「勢いを感じる」といった驚きの声が広がっています。特定の指標に偏らず、大学全体の活気がビジネスパーソンに伝わっている証拠ですね。

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「躍動感」で勝負する私立と、地域に根差す国立の構図

大学ブランド力とは、大学が持つイメージを数値化(偏差値化)した指標のことです。広島経済大学は「躍動感」という枠組みで1位に輝きました。「自由闊達」や「面白みがある」といった評価は、知識の詰め込みに留まらない、能動的に動ける人材育成を掲げる同校の愚直な教育方針が結実したものだと考えられます。

四国地方に目を向けると、情勢に変化が見られました。前回1位だった私立の松山大学が5位に後退する一方で、愛媛大学が首位へと返り咲いています。四国エリアの上位4校は国立大学が独占する形となり、不透明な社会情勢の中で国立大学が持つ「信頼感」や「地域貢献度」が改めて再評価されているようです。

また、安田女子大学は「広報活動に力を入れている」点で1位評価を得るなど、各大学が独自の戦略でブランドを磨いています。編集者としては、偏差値という単一の物差しではなく、こうした「大学が放つ個性」が正当に評価される調査の重要性を強く感じます。学問の質はもちろん、社会にどう貢献するかが今後のブランドを決める鍵になるはずです。

今回の調査は2019年8月から9月にかけて実施され、3000件を超えるビジネスパーソンの回答に基づいています。少子化が進む中で、いかにして「選ばれる大学」であり続けるか。ブランド力向上に向けた各校の挑戦は、受験生のみならず地域経済全体にポジティブな刺激を与えてくれることでしょう。

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