SDエンターテイメントがV字回復!不採算事業の整理で黒字転換を果たした経営戦略の全貌

北海道を拠点に多角的なレジャー事業を展開するSDエンターテイメントから、非常にポジティブなニュースが飛び込んできました。2019年11月13日に発表された2019年4月から9月期の連結決算において、同社の最終損益が1700万円の黒字を記録したことが明らかになったのです。前年同期が2億600万円もの大幅な赤字であったことを踏まえると、まさに驚異的な「V字回復」を成し遂げたと言えるでしょう。

今回の劇的な収益改善の背景には、同社が断行した大胆な「経営の選択と集中」があります。かつて売上高の半分以上を支えていた映画館やボウリング場といった遊戯施設事業から完全に撤退し、稼ぎ頭であるフィットネス事業に注力したことが功を奏しました。不採算店舗の整理という痛みを伴う改革が、着実に実を結んでいる様子が伺えます。ネット上でも「ついに黒字化か」「英断だった」と、その経営判断を支持する声が目立っています。

ここで注目すべきは、売上高が前年同期比で42パーセント減の23億円にまで縮小している点です。一見するとネガティブな数字に思えますが、これは「採算の悪い事業を切り離した結果」であり、むしろ健全な縮小と呼ぶべき事象でしょう。実際に、本業の儲けを示す「営業利益」は前年同期の6.7倍となる8500万円にまで膨らんでおり、体質改善が劇的に進んだことを裏付けています。

スポンサーリンク

フィットネス特化で攻めの姿勢へ!経常利益もプラス浮上の衝撃

専門的な指標である「経常損益」についても、前年同期の5700万円の赤字から、5400万円の黒字へと見事な転換を見せてくれました。経常利益とは、企業が通常の活動で稼ぎ出した利益のことで、これがプラスになったことは企業体力が回復した証拠です。不採算部門の整理によって、会社全体の効率が飛躍的に向上したことは間違いありません。まさに「筋肉質な経営」へと生まれ変わった瞬間と言えるのではないでしょうか。

私個人の見解としては、娯楽の多様化が進む現代において、レジャー全般を抱え込むのではなく、ニーズの高いフィットネスにリソースを集中させた判断は極めて合理的だと感じます。ボウリングや映画といった装置産業は維持費が膨大になりがちですが、そこを切り離すスピード感こそが、今回の黒字化を引き寄せた決定打です。今後のSDエンターテイメントが、スリムになった組織でどのような成長曲線を描くのか、非常に楽しみでなりません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました