【大相撲九州場所】波乱の5日目!白鵬が1敗を死守するも両大関が沈む混戦の展開に

2019年11月15日、福岡の地で開催されている大相撲九州場所は、まさに予測不能な激動の1日を迎えました。土俵際での熱戦が続く中、結びの一番に登場した一人横綱の白鵬関は、平幕の妙義龍関を危なげない動きで突き落とし、威厳を保っています。この勝利により白鵬関は1敗をキープし、優勝争いの最前線に踏みとどまりました。

一方で、看板力士である大関陣には冷たい風が吹き荒れています。負け越せば大関の地位から転落してしまう「かど番」という厳しい境遇に立たされている高安関は、明生関の鮮やかな「かいなひねり」に翻弄されました。相手の腕を抱え込んでひねり倒すこの技に屈した高安関は、手痛い2連敗を喫し、通算成績を2勝3敗として苦境に立たされています。

もう一人の大関、貴景勝関も宝富士関の老獪な突き落としにバランスを崩し、2敗目へと後退しました。さらに、今場所の結果次第では最高位への返り咲きが期待されていた関脇の御嶽海関も、隠岐の海関の力強い寄り切りに敗れて3敗目を喫しています。期待が集まる実力者たちが次々と土をつけられる展開に、会場からはため息と驚きの声が漏れました。

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21世紀初!全勝力士が消えた混戦の九州場所

今場所を象徴する出来事となったのが、ついに幕内から全勝力士が姿を消したことです。快進撃を続けていた平幕の正代関が黒星を喫し、さらに新入幕で注目を集めていた若隆景関が怪我により休場を発表したため、不戦敗という形で全勝がいなくなりました。5日目を終えた時点で全勝者が不在となるのは、2001年の秋場所以来、実に18年ぶりの珍事です。

SNS上では「推しの力士が負けてショック」「誰が優勝するか全く読めない」といったファンの投稿が相次ぎ、ハッシュタグ「#sumo」がトレンド入りするなど大きな反響を呼んでいます。また、関脇の栃ノ心関が怪我で休場し、1場所での大関復帰が絶望的となったニュースには、多くの相撲ファンからその体調を気遣う温かいコメントが寄せられました。

私個人の見解としては、これほど早い段階で主役級が星を落とす展開は、裏を返せば若手や平幕力士の地力が底上げされている証拠だと感じます。絶対的な王者が君臨する時代も魅力的ですが、誰が賜杯を手にしてもおかしくない群雄割拠の戦国場所こそ、大相撲の醍醐味が詰まっているのではないでしょうか。

現在は白鵬関や、新鋭の小結・朝乃山関、そして勢いのある平幕力士5人が1敗で並ぶという大混戦の様相を呈しています。役力士の奮起が勝るのか、あるいは勢いに乗る若手が土俵を席巻するのか。2019年11月15日に刻まれたこの波乱の結果は、千秋楽まで続く熱いドラマの幕開けに過ぎないのかもしれません。

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