北海道屈指の観光地として名高い函館市に、新たな宿泊の拠点となる「スマイルホテルプレミアム函館五稜郭」が誕生します。開発を手掛けるサンケイビルは、2019年12月17日に、来たる2020年夏のオープンを目指すと発表しました。地上9階建て、全190室の規模を誇るこのプロジェクトは、歴史情緒あふれる五稜郭エリアにさらなる活気をもたらすことでしょう。
今回の運営を担うのは、ホスピタリティオペレーションズという企業です。同社とサンケイビルのタッグは、先行して展開されている「スマイルホテルプレミアム札幌すすきの」に続く第2弾となります。「プレミアム」という冠が示す通り、従来のビジネスホテルの枠を超えた、ワンランク上のサービスや快適な空間作りが期待されているのではないでしょうか。
ネット上のSNSでも、この発表は大きな注目を集めています。「五稜郭近くに新しいホテルができるのは便利」「出張でも観光でも使いやすそう」といった期待の声が上がる一方で、競合の多さを心配する声も見受けられました。ホスピタリティオペレーションズは、全国で多様な宿泊施設を管理するプロ集団ですので、その手腕には注目が集まっています。
宿泊競争が加速する函館のホテル事情
現在、サンケイビルは函館市内の複数のエリアで開発の手を広げています。2020年夏の五稜郭での開業のみならず、異国情緒漂う西部地区や、名湯で知られる湯の川温泉街でもホテルの建設を並行して進めています。これほどまでに集中して投資を行う姿勢からは、函館という土地が持つ観光地としてのポテンシャルの高さが強く伝わってきます。
しかし、この動きは同社に限りません。例えば不動産大手の大京も函館駅前でのホテル新設を決定しており、まさに群雄割拠の様相を呈しています。ちなみに「オペレーション」とは、ホテルの接客や清掃、予約管理といった日々の運営業務全般を指す言葉です。各社がこの運営品質でいかに個性を出し、差別化を図るかが生き残りの鍵となるでしょう。
一編集者としての視点ですが、こうした競争の激化は利用者にとって大きなメリットをもたらすと考えています。設備が新しくなるだけでなく、価格競争やサービスの向上、さらには函館の魅力を再発見できるような独自プランの登場が期待できるからです。2020年夏、新しい選択肢が増えることで、函館の旅がより豊かで刺激的なものになるのは間違いありません。
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