志賀高原のホテルサンモリッツが劇的リニューアル!アイフル系企業が仕掛ける外国人&学生を魅了する新たなリゾート戦略とは

長野県山ノ内町に位置する大自然のパラダイス、志賀高原に新しい息吹が吹き込まれました。大手消費者金融アイフルの子会社であり、経営が厳しくなった企業の立て直しを専門に行うアストライパートナーズ(東京都港区)が、「ホテルサンモリッツ志賀」の建物を買い取ったのです。彼らは建物の修繕を進め、2019年12月20日から心機一転、新しい営業をスタートさせました。このニュースに対し、SNS上では「志賀高原がもっと便利になりそう」「夜遅くまで開いているお店ができるのは嬉しい」といった期待の声が続々と寄せられています。

実際のホテル運営を担当するのは、アストライパートナーズとタッグを組む「kyotoきよみず(京都市)」です。こちらの企業はホテル経営に関する豊富なノウハウを持っており、その手腕に大きな注目が集まっています。今回のプロジェクトでは、建物の購入とリフォームを合わせて総額5000万円という巨額の投資が行われました。古くなった設備のメンテナンスはもちろんのこと、海外からのゲストが快適に過ごせるように案内板などの外国語表記を充実させているのが特徴です。

ここで専門用語について少し解説をいたしましょう。「事業再生」とは、経営破綻の危機にある企業の財務状況を整理し、再び利益が出るように体質を改善して復活させる取り組みのことです。国内のスキー人口が減った影響で、実はホテルサンモリッツ志賀の2019年5月期の経常損益、つまり本業とそれ以外の通常活動を合わせたトータルの業績は550万円の赤字に陥っていました。しかし、経験豊かな企業が経営のバトンを受け取ることで、これまでのピンチをチャンスへと変える見事な大逆転劇が期待されています。

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深夜営業のレストランやコンビニ誘致でウィンタースポーツの聖地が変わる

新しく生まれ変わるホテルの最大の魅力は、宿泊客のニーズを徹底的に満たすおもてなしの工夫にあります。周辺に飲食店が少なかったという課題を解決するため、夜の23時まで営業するバーを併設したお洒落なレストランを新たに設置しました。外食を好む傾向が強い海外からの観光客や、夜遅くまでアクティブに楽しみたい若い学生たちにとって、この上なく魅力的なスポットになるでしょう。さらに2020年度には、敷地内へのコンビニエンスストアの誘致も計画されており、利便性は一飛躍に高まりそうです。

インターネットを駆使した世界的な集客にも抜かりがありません。海外の有名な宿泊予約ウェブサイトを積極的に活用し、グローバルな知名度を高める作戦が展開されています。これらの徹底的な戦略により、現在は30%にとどまっているスキーシーズンの客室稼働率を、一気に70%まで引き上げるという非常に高い目標を掲げました。最終的には、2021年3月期に550万円の黒字へ転換させることを目指しており、その動向から目が離せません。

筆者の視点といたしましては、今回の取り組みは単なる一ホテルの復活劇にとどまらず、日本の地方リゾートが生き残るための素晴らしいモデルケースになると確信しています。日本の美しい雪質は「パウダースノー」として世界中から絶賛されていますが、夜間のエンターテインメント不足が長年の課題でした。深夜までお酒や食を楽しめる空間やコンビニを整備することは、まさに外国人観光客の心を掴むストライクゾーンの施策です。これからの志賀高原が、さらにエネルギッシュな観光地へ進化していくのが本当に楽しみで仕方がありません。

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