カルロス・ゴーン元会長のレバノン逃亡劇!手荷物検査の抜け穴とパスポートの謎を徹底解説

日産自動車の元トップであるカルロス・ゴーン被告が、日本からレバノンへ電撃的な逃亡を果たした事件は、世界中に大きな衝撃を与えています。2020年1月6日現在、その驚くべき脱出の手口が少しずつ明らかになってきたと言えるでしょう。

なんと、プライベートジェットに搭乗する際、彼が潜んでいたとみられる大型の荷物はX線検査を免れていたというのです。TwitterなどのSNS上でも「まるで映画のような逃走劇だ」「日本の空港のセキュリティは一体どうなっているのか」といった驚きと批判の声が殺到している状況です。

こうした事態を受け、東京地方検察庁は2020年1月5日に動きました。弁護団が保管していたゴーン元会長のパスポート3冊を、令状に基づいて差し押さえたと報じられています。出入国管理及び難民認定法違反、つまり不法に出国した疑いで本格的な捜査に乗り出した形となります。

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なぜ複数のパスポートを所持していたのか?

ここで気になるのが、なぜ彼が計4冊もの旅券を持っていたのかという点ではないでしょうか。内訳はフランスのものが2冊、ブラジルとレバノンのものがそれぞれ1冊ずつとなっています。なぜフランスの旅券だけが2冊発行されていたのか、その詳しい理由は未だに判明しておりません。

2019年4月に保釈(逃亡や証拠隠滅の恐れがないと判断された場合に、保証金を納付して身柄の拘束を解かれる法的な制度)された当初、これら4冊はすべて弁護団が厳重に管理していました。しかし、日本国内に滞在する外国人は、身分証明として常に旅券を携帯する義務があるのです。

そのため弁護団は裁判所に条件の変更を求め、結果として鍵付きのケースに入れた状態で、フランスのパスポート1冊だけを本人が持ち歩くことが許可されました。検察側は2020年1月4日に残りの3冊を任意で提出するよう求めたものの、弁護団は本人の了承がないとして即座には応じなかった経緯があります。

日本の司法制度の課題と今後の展開

報道によれば、ゴーン元会長はレバノンに入国する際、自身が携帯していたフランスの旅券を使用したとされています。当然ながら、日本の出入国管理当局には、彼が正規の手続きを経て日本を出国したという記録は一切残されていません。

一連の騒動を見ていると、日本の司法制度や出入国管理の甘さが露呈してしまったと言わざるを得ないでしょう。どれほど厳格な保釈条件を定めても、物理的な抜け穴が存在する限り、莫大な資金力を持つ人物の不法な逃亡を防ぐことは非常に困難だということが証明されてしまいました。

彼がこれからレバノンでどのような主張を展開するのか、そして日本政府は彼の身柄を引き渡すよう有効な外交交渉を行えるのか、今後の動向から目が離せません。富裕層による「司法からの逃亡」を許さないためにも、空港の検査体制の抜本的な見直しが急務だと私は強く主張いたします。

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