マレーシアのクアラルンプールで痛ましい交通事故に遭い、世界中のファンを心配させていたバドミントン男子シングルス世界王者の桃田賢斗選手が、2020年1月15日の夕方に無事日本へ戻ってきました。成田空港の到着ロビーに姿を見せたその足取りは力強く、自らの力で一歩一歩しっかりと歩む姿が印象的です。
空港のロビーには、エースの帰国を一目見ようと約500人もの報道陣や熱心なファンが詰めかけ、現場は独特の緊張感に包まれていました。午後18時前に現れた桃田選手は、黒いキャップを深くかぶり、マスクとサングラスで顔を覆ったスタイルです。
しかし、その隙間からのぞく眉間には、痛々しくも大きな縫合痕が残っており、事故の凄まじさを物語っていました。眉間などの傷を修復するために皮膚を縫い合わせる「縫合痕(ほうごうこん)」は痛々しいものの、日本バドミントン協会の関係者と力強く握手を交わす様子に、多くの人が胸をな下ろしたことでしょう。
SNS上では「生きててくれて本当に良かった」「痛々しいけれど、しっかり歩く姿を見て涙が出た」といった安堵の声や、温かい激励のメッセージが爆発的に拡散しています。日本中のファンが、彼の無事とこれからの復活を心から願っている証拠だと言えますね。
日本バドミントン協会によると、桃田選手は近日中に国内の医療機関で改めて精密検査を受ける予定となっています。2020年1月12日に開催されたマレーシア・マスターズで見事に優勝を飾った直後、2020年1月13日の早朝に空港へ向かうワゴン車が事故に巻き込まれるという悲劇に見舞われました。
顔面の3箇所に深い裂傷を負い、全身を強く打ち付ける打撲を経験しただけでなく、同行していた平山優サポートコーチや森本哲史トレーナーも負傷するという過酷な状況だったのです。これほどの精神的・肉体的ショックは計り知れず、まずは心身を休めることが最優先でしょう。
今後はじっくりと静養を挟みながら、2020年3月11日より開幕する伝統の全英オープンでの実戦復帰を視野に入れているそうです。絶対的エースが再びコートで輝く日を信じて、私たちは焦らずにその奇跡の復活ロードを温かく見守り、応援し続けたいと思います。
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