米国経済が絶好調!2019年年末商戦の小売売上高が9年ぶり歴史的快挙でダウ平均株価は3万ドルへ爆進中!

アメリカ経済の先行きに対する楽観的な見方が、ここにきて一段と勢いを増しています。発表された統計によると、個人消費の勢いが市場の予想を遥かに超える力強さを見せているからです。2019年12月の小売売上高は、前年の同じ月と比べて驚異的な伸びを記録しました。これは実に9年ぶりの高水準であり、アメリカ国内における需要の底堅さを改めて証明する形となっています。夏場に囁かれていた景気後退の噂はどこへやら、世界中の投資マネーが今、猛烈な勢いで米国株へと流れ込んでいるのです。

SNS上でもこの歴史的なロケットスタートに対して、「アメリカの消費パワーはバケモノ級だ」「これなら株価が上がるのも納得」といった驚きと興奮の声があふれています。実際に2019年12月の米小売売上高(季節調整済)は、前月比で0.3%増加しました。調整前の実額ベースでは5973億ドル、日本円にして約66兆円という巨額に達しています。前年同月比の伸び率は驚異の6%を記録しており、スマートフォンなどを通じたネット通販の急成長が、この大躍進を力強く牽引している状況です。

スポンサーリンク

米中貿易摩擦を跳ね返す圧倒的な「お買い物パワー」の秘密

2019年は米中対立による関税問題など、経済の先行きを不安視する火種がいくつも重なった激動の1年でした。しかし、全米小売業協会のマシュー・シェイ会長は「消費者が市場から消えることはなかった」と、その不屈の購買力を絶賛しています。同協会が事前に予測していた年末商戦の売上高予測は最大で7307億ドルでしたが、最終的な結果は7302億ドルと、見事に予測の上限ギリギリに滑り込みました。これこそが、まさに個人消費が主導する理想的な経済循環の姿と言えるでしょう。

この驚異的なお買い物パワーを後ろから支えているのが、極めて安定した雇用環境です。現在のアメリカの失業率は、なんと50年ぶりの低水準にまで下がっています。さらに、比較的お給料が低かった層を中心に賃金もしっかりと上昇を続けている状況です。これに加えて、ニューヨーク株式市場では連日のように史上最高値の更新が続いています。株価が上がることで保有資産が増え、それがさらなる消費への自信に繋がる「資産効果(マクロ経済における富の増加による消費刺激)」が、富裕層を中心に好循環を生んでいます。

メガバンクの決算も過去最高!世界と切り離された異次元の強さ

今週相次いで発表されたアメリカの巨大銀行の決算からも、一般市民の旺盛な懐事情がはっきりと浮かび上がりました。最大手のJPモルガン・チェースが過去最高益を塗り替えた原動力も、やはり個人の顧客です。ジェイミー・ダイモン最高経営責任者は、カード利用やローンの伸びが顕著であるとし、一般消費者の状態は非常に良いと太鼓判を押しています。同様にシティグループでもクレジットカード関連の利益が大きく伸びており、人々が積極的にお金を使っている様子が数字に表れました。[/p>

ここで注目したいのが、アメリカとそれ以外の国々の景気が連動しなくなる「デカップリング(非連動)」という現象です。2019年夏、米中対立の激化によってヨーロッパやアジアでは景気の先行き不安が強まりました。しかし、そんな中でもアメリカの経済活動だけは驚くほどピンピンしていたのです。市場の専門家も、企業の設備投資が多少スピードダウンしたところで、この凄まじい個人消費の勢いにはほとんど悪影響が出ないだろうと分析しています。

GDPの7割が消費!形を変えた現代アメリカ経済の見通し

なぜアメリカはこれほどまでに打撃に強いのでしょうか。その秘密は経済の構造にあります。現在、アメリカの国内総生産(GDP)の約7割を個人消費が占めており、さらにその消費の内訳をみると、形のないサービスへの支出が7割弱にまで達しているのです。株式市場の主役も、今やITや医療ヘルスケア、その他のサービス業へと完全にシフトしました。つまり、海外の景気減速や関税によるダメージを受けやすい「伝統的な製造業」が経済に与える影響は、昔に比べて非常に小さくなっています。

この事実を背景に、投資家の間では「株価が大暴落するのではないか」という恐怖心が綺麗さっぱり消え去っています。市場の不安度を測る物差しであり、別名「恐怖指数」とも呼ばれるVIX指数は、2020年1月16日に一時11台まで低下しました。これは過去2年間を見渡しても最低レベルの水準であり、市場がいかに今の景気を楽観視しているかが分かります。むしろ、このまま株価が安定して推移することを見越した強気の取引が、さらに活発化している模様です。

編集部EYE:初の「3万ドル」大台突破はもう目前!

ニューヨーク市場のダウ工業株30種平均は、2020年1月16日も前日比267ドル高の2万9297ドルと連日で史上最高値を塗り替えました。2019年10月以降、これといった大きな下落局面も挟まずに、ひたすら上値を追い続ける見事な右肩上がりのチャートを描いています。誰もが夢に見た「1ドル=3万ドル」の大台までは、すでに残りわずか2%強という位置にまで迫ってきました。この勢いを見る限り、大台突破の歴史的瞬間を目撃できる日は、そう遠くない未来に訪れるでしょう。

筆者の視点としても、このアメリカ経済の強さは本物であると確信しています。製造業の不振をサービス業と労働市場の強さで完全にカバーする構造は、他国が真似できない最大の強みです。世界的な不透明感があるからこそ、逆に世界一安全で力強いアメリカ市場へマネーが集中する「米国一強」の時代は、2020年も間違いなく主役として続いていくでしょう。この歴史的な株高トレンドの波に乗り遅れないよう、今後のマーケットの動きからは一瞬たりとも目が離せません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました