四国地方で深刻化する労働力不足に、一筋の光明が差し込みました。伊予鉄グループの伊予鉄総合企画が、愛媛県松山市に画期的な新拠点を誕生させたのです。2020年1月30日、パソコンの定型業務を自動化する技術「RPA」の専門技術者を育てる「!センター愛媛」が開設され、大きな注目を集めています。
ここで注目されている「RPA」とは、ロボティック・プロセス・オートメーションの略称です。これは、これまで人間が手作業で行っていたデータ入力や書類作成といったバックオフィス業務を、コンピューター内のロボットが代わりに代行してくれる仕組みを指します。上手に活用すれば、業務効率が劇的に向上するシステムなのです。
SNS上では「地方中小企業こそ自動化が必要だから期待大」「松山で最先端の技術が学べるのは嬉しい」といった、前向きな反響が続々と寄せられています。人手不足に悩む地元の熱い視線が注がれている証拠でしょう。今回のプロジェクトは、RPAテクノロジーズやグッドライフといった東京の専門企業とタッグを組んで運営されます。
同センターの魅力は、5人という少人数制できめ細やかな指導が受けられる点にあります。約7時間30分の基礎講座が、2万9800円(税別)から受講可能です。この料金設定なら、予算の限られた中小企業でも比較的導入しやすいのではないでしょうか。愛媛県内だけでなく、高知県など四国全域からの参加が見込まれています。
単にツールを導入するだけでなく、使いこなせる「人」を地元で育てる視点は極めて重要だと私は考えます。労働人口が減少するこれからの時代、ロボットと協働するスキルは必須になるはずです。この取り組みが、四国全体のビジネスを活性化させる起爆剤になることを切に願ってやみません。
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