健康ブームが加熱する中、神奈川県とRIZAP(ライザップ)グループが2020年1月30日に、県民の健康増進を目的とした包括連携協定を締結しました。「結果にコミットする」でお馴染みの企業が自治体と手を組むという、非常に興味深いニュースです。
ネット上でも「ライザップが行政と組むのは意外だけど面白い」「おじいちゃんやおばあちゃんがムキムキになったら格好いい」といった好意的な声が多く、SNSを中心に大きな反響を呼んでいます。プロのノウハウがどう活かされるのか、期待が高まるばかりでしょう。
今回のキーワードである「未病(みびょう)」とは、東洋医学の考え方で、健康とも病気とも言えない、その中間の状態を表す専門用語です。つまり、「なんとなく体調が優れないけれど、病気の診断は下りていない」という段階で、早めにケアをすることが重要とされています。
この未病を改善するため、両者は高齢者を対象とした筋力トレーニングや食事指導のプログラムを県内で開催する予定です。単なる健康促進に留まらず、参加者同士が触れ合う機会を設けることで、シニア世代の生きがいづくりを後押しする狙いもあると県は明かしています。
さらに、この取り組みは一般の県民だけに向けられたものではありません。地域の健康を支える行政の保健師を対象に、生活習慣を継続的に改善させるための特別な研修会も実施されます。これにより、実際の保健指導の現場がより効果的なものへと進化するに違いありません。
個人的には、単に運動を教えるだけでなく、食事や社会参加までを網羅したこの包括的なアプローチは、超高齢社会における素晴らしいモデルケースになると感じています。誰もが生き生きと暮らせる社会の実現に向けて、大きな一歩を踏み出したと言えるのではないでしょうか。
また、同社が手がける、食材と調味料がセットになって手軽に料理が作れる「ミールキット」に、神奈川県産の新鮮な野菜を取り入れる計画も進行中です。お腹を満たしながら地産地消にも貢献できる、まさに一石二鳥の画期的な試みとして、今後の展開から目が離せません。
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