9期連続で最高益を更新!ヒューリックが描く堅調な成長戦略と注目の不動産市場

2020年1月30日、不動産業界で大きな注目を集めるヒューリックが、2020年12月期の業績見通しを発表しました。連結純利益は前期比5%増となる620億円を見込んでおり、なんとこれで9期連続の最高益更新となります。驚くべき成長ペースですが、その背景には何があるのでしょうか。

今回の業績を牽引しているのは、依然として活況を呈している不動産市況です。特にヒューリックが保有する大型オフィスビルの売却益が大きく貢献する見通しです。この「ビル売却益」とは、保有していた不動産を資産価値が高まったタイミングで他社に売却することで得る利益を指します。いわば、資産の目利き力が試される戦略といえるでしょう。

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地価上昇と賃料アップの好循環

さらに営業利益についても、前期比13%増の1000億円という強気な数字が掲げられました。この背景には、同社が重点戦略エリアとして掲げている東京・銀座などの地価上昇があります。地価が上がれば、そこにある物件の賃料(家賃)を改定しやすく、結果として収益性も向上するという好循環が生まれているのです。

また、投資家にとって見逃せないのが配当のニュースです。年間配当は前期比3円増の34円50銭を予定しており、これで上場以来11期連続の増配となります。常に株主を意識した利益還元姿勢には、私自身も企業としての強い誠実さを感じずにはいられません。

止まらない成長と市場の視線

同日公開された2019年12月期の連結決算も非常に堅調です。売上高は前の期比24%増の3572億円、純利益は19%増の588億円を達成しました。この好調ぶりに対してSNS上では、「この業績で連続増配は流石すぎる」「銀座を中心とした立地の強みは今後も揺るがないだろう」といった期待の声が多数寄せられています。

もちろん、不動産市況の変化という外部環境のリスクは常に意識する必要があります。しかし、これほど着実に実績を積み重ねてきたヒューリックの手腕は、今後も市場から高く評価され続けるはずです。成長戦略の要である「好立地物件の選定」が、この先どれだけ大きなシナジーを生むのか、引き続き注目していきたいところです。

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