結婚式場の大手として知られるノバレーゼが、ついに憧れの地・ハワイへの初進出を果たしました。現地企業をダイナミックに買収し、まずは前撮りなどのウエディングフォト事業からスタートを切るそうです。これにはSNS上でも「ハワイで格安に綺麗な写真が撮れるのは嬉しすぎる!」「式は挙げなくても写真だけは残したいから、選択肢が増えて最高」といった、好意的な反響や期待の声が数多く寄せられています。
今回の戦略で特に注目したいのが、結婚式自体を行わない「ナシ婚」と呼ばれる層の開拓を狙っている点です。価値観が多様化する現代において、多額の費用がかかる挙式をあえて選ばないカップルが増加しています。しかし、一生の思い出として綺麗な写真だけは残したいという「フォトウエディング」の需要は非常に堅調なのです。この潜在ニーズに目をつけたノバレーゼの経営判断は、実に見事な着眼点だと感じます。
同社は2019年12月に、婚活サービスを展開するエクシオジャパンから子会社のエクシオUSAを買収しました。それと同時に、現地で運営されていたブライダルサロン兼高級スパである「ロイヤルカイラスパ」を手に入れています。今後はこのサロンのフォトスタジオを巧みに活用し、リゾート感あふれる撮影サービスを展開する予定です。なお、買収した企業の社名は「アイランド レーベル ハワイ」へと一新されます。
ここで気になる具体的なプランですが、衣装レンタルと100枚の写真撮影がセットになったプランなどが用意されています。スタジオが高級ホテル内にあるため、チャペルでの挙式を組み合わせた特別な撮影も可能です。ヘアメイクや送迎用のリムジン代まで含まれていながら、写真のみのプランは8万2060円から、挙式付きでも9万9000円からという、驚きの低価格が実現しました。
マーケティング大手の調査によると、ハワイでの写真撮影にかける世間の平均費用は約21.2万円となっています。これと比較すると、今回のノバレーゼの価格設定がいかに破格であるかが分かります。経済的な理由でハワイでの挙式を諦めていた若いカップルにとって、この圧倒的なコストパフォーマンスは大きな救いになるはずです。ブライダル業界の価格破壊とも言えるこの挑戦を、私は心から応援したくなります。
ノバレーゼは日本国内で運営する式場の顧客層へ向けて、このハワイでの魅力的なプランを積極的に売り込んでいく方針です。2022年には、年間4000組の利用を目指すという高い目標を掲げています。将来的にはM&A(企業の合併・買収)なども視野に入れ、現地での結婚式場やドレスショップの自社展開も計画しているそうです。ハワイが日本の新たなウエディングの聖地として、さらに身近になる日が楽しみですね。
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