RIZAP(ライザップ)最新決算は4億円の赤字!暖冬と消費増税が直撃した舞台裏と今後の行方を徹底解説

あの「結果にコミットする」のフレーズでお馴染みのRIZAPグループが、2020年2月13日に2019年4月から12月期の連結決算を発表いたしました。今回の発表によると、最終損益は4億8600万円の赤字という結果になり、なんと2年連続でこの期間の赤字を計上する形となっています。前年同期の81億円という巨額の赤字に比べれば、傷口は大幅に縮小している印象を受けます。しかし、市場が期待していた完全なV字回復には一歩届かなかったというのが、編集部としての率直な印象です。

今回の苦戦の背景には、いくつかの予期せぬ要因が重なったことが挙げられます。主軸であるボディメイク事業での新規会員数が伸び悩んだことに加え、記録的な暖冬がアパレル関連の子会社を直撃しました。さらに、2019年10月1日に実施された消費税率10%への引き上げによる買い控えも、小売り事業の売り上げに暗い影を落としています。瀬戸健社長も記者会見で「第3四半期は正直苦戦した」と語っており、天候や増税という逆風に翻弄された様子が伺えます。

ここで決算書に登場する「連結決算」という専門用語について、少し分かりやすく解説をいたしましょう。これは親会社だけでなく、グループに属するすべての経営成績を一つにまとめて計算する仕組みのことです。今回のRIZAPの場合、上場している子会社8社はすべて黒字を確保するという健闘を見せました。しかし、未上場の子会社の赤字補填や、過去に不採算店舗を閉店した影響による売り上げの減少が響き、グループ全体としての数字を押し下げる結果になったのです。

SNS上では今回の発表を受けて、様々な反応や鋭い意見が飛び交っています。「前年より赤字が激減しているから、構造改革の成果は出ているのではないか」というポジティブな声も目立ちます。その一方で、「増税や暖冬のせいだけにしているようでは、今後の成長に不安が残る」といった厳しい指摘も見られました。やはり、世間の注目度が非常に高い企業だけに、一挙一動に対してユーザーからは常に厳しい目線が注がれていることがリアルに伝わってきます。

編集部としては、今回の赤字を単なるマイナス材料と捉える必要はないと考えています。営業損益ベースでは43億円の黒字に転換しており、本業の稼ぐ力は着実に蘇りつつあるからです。同社は2020年3月期の通期予想について、純利益5億円の黒字化という目標を据え置いています。投資家からの絶対的な信頼を取り戻すためには、この通期黒字化の約束を何としてでも達成しなければなりません。瀬戸社長の手腕が試される真念場は、まさにこれから始まるでしょう。

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