ネットショッピングの世界で、今まさに画期的な進化が起きています。GMOインターネットグループの傘下で決済サービスを展開するGMOペイメントサービス(東京都渋谷区)は、2020年1月13日、電子商取引(EC)事業者向けに新しいシステムを始動させました。それは、スマートフォンのアプリ上に後払い用のバーコードを直接発行できるという、極めて画期的な仕組みです。これまでは自宅に届く紙の払込票をわざわざコンビニへ持参していた手間が、スマホ1台で完結することになります。
このニュースに対し、SNS上では「財布を忘れてもスマホがあればその場で支払えて助かる」「請求書を無くす心配がなくなるのは嬉しい」といった歓喜の声が続出しています。さらに「紙の削減になって環境にも優しい」という、サステナブルな視点からの好意的な意見も集まっており、利便性の向上に期待を寄せるユーザーが非常に多い印象を受けます。こうしたリアルな反響からも、現代人がいかに手軽さやスムーズな手続きを求めているかが浮き彫りになっていると言えるでしょう。
そもそも「EC後払い」とは、ネット通販で注文した商品が手元に届いた後に、中身を確認してから代金を支払う安心の決済手段を指します。クレジットカードを所有していない若年層や、インターネット上にカード情報を入力することに抵抗がある防犯意識の高い消費者に深く支持されてきました。当初は機械操作が苦手な高齢者の利用が中心になると予想されていましたが、蓋を開けてみると10代や20代の若い世代を含む幅広い年齢層へと、その支持層が急速に広がっています。
新サービス「GMO後払い」は、購入者がECサイトで支払い方法を選択するだけで、連携したアプリ画面にバーコードが表示される仕組みを構築しました。この技術は、ブリースコーポレーション(東京都渋谷区)が提供する「PAYSLE(ペイスル)」というコンビニ収納サービスを応用しています。ペイスルとは、従来の紙の払込票に印刷されていたバーコード情報を電子化し、スマホ画面上で管理・決済できるようにした高度なシステムであり、これによって支払いのペーパーレス化が実現しました。
ユーザーにとっては、請求書の到着を待つ必要がなく、思い立った瞬間にコンビニで支払えるため、購入意欲が冷めないうちに手続きを完了できるメリットがあります。事業者側にとっても、書類の郵送コストや紛失リスクを大幅に削減できるため、代金回収率の劇的な向上が見込めるでしょう。現行の手数料は封筒郵送が180円、はがきが150円ですが、スマホ完結型になれば、はがき未満の低コストに抑えられる見込みです。利便性と利益率を高めるこの施策は、今後の主流になりそうです。
今後の展望と実店舗への進出
GMOペイメントサービスは、2024年までに100店舗のECサイトへの導入を目標に掲げており、その鼻息は荒いです。さらに、将来的にはネット通販の枠を飛び越え、実店舗などへのサービス提供も視野に入れているといいます。キャッシュレス化が叫ばれる現代において、クレジットカードを持たない層や現金派の人々をいかに取り込むかは、すべてのビジネスにおいて極めて重要な課題です。このスマホバーコードによる後払い決済は、まさにその救世主となるポテンシャルを秘めています。
私自身の見解として、この試みは単なる手続きのデジタル化にとどまらず、日本のEC市場全体の購買心理を大きく変える起爆剤になると確信しております。紙の書類を待つという「時間的なロスタイム」が消滅することで、消費者はより直感的にお買い物を楽しめるようになるはずです。事業者と消費者の双方に計り知れないメリットをもたらすこの新技術が、今後のスタンダードとしてどのように定着していくのか、その動向から目が離せません。
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