私たちの健康を脅かす恐ろしい食中毒の代表格といえば、ノロウイルスですよね。そんな厄介なウイルスを、なんと「光」の力だけでほぼ完全に死滅させる画期的な技術が登場しました。徳島大学発のベンチャー企業であるナイトライド・セミコンダクターが、驚きの実証実験に成功したのです。
2020年2月15日、同社は仙台医療センターの西村秀一ウイルスセンター長と共同で、特定の光を放つLEDがノロウイルスを不活性化、つまり感染力を失わせる効果があることを突き止めました。これまで対策が難しかったウイルスに対して、非常に大きな一歩を踏み出したと言えます。
SNS上でもこの発表は大きな話題を呼んでおり、「ついにノロウイルスを安全に退治できる時代が来るのか」「飲食店や学校の給食室に早く導入してほしい」といった、期待に満ちた声が数多く寄せられています。身近な脅威だからこそ、世間の注目度も抜群に高いようです。
今回活躍したのは「深紫外線(UV-C)LED」という特殊な技術です。これは一般的な紫外線よりもさらに波長が短い光のことで、細菌やウイルスの遺伝子を直接破壊する強力なパワーを秘めています。いわば、目に見えない光の盾で有害物質をシャットアウトする最先端の仕組みなのです。
これまでは検体を入手することが難しく、ノロウイルスに対する正確な効果の検証は困難とされてきました。しかし今回の実験では、約10センチメートルの距離からわずか7ミリワットという出力の光を30分間照射したところ、劇的な変化が確認されています。
なんと、照射前には約35万個もあったウイルスの数が、実験後には検出限界となる33個以下にまで激減したのです。パーセンテージに換算すると、ほぼ100%に近いウイルスが消滅したことになり、その殺菌能力の高さには専門家からも驚きの声が上がっています。
塩素に頼らない未来へ!安全で低コストな水浄化の可能性
現在、日本の水道水などの消毒には塩素系の薬剤が広く使われています。しかし、これには特有のカルキ臭や、残留塩素による体への影響を心配する声も少なくありません。そこで期待されているのが、同社が開発を進める水殺菌ユニットの存在です。
光による殺菌であれば、水の中に余計な化学物質が残る心配は一切ありません。環境に優しく、しかも低コストで運用できるため、まさに理想的な次世代のクリーンテクノロジーと言えるでしょう。現在、同社はこの技術に関する特許出願の準備を急いでいます。
私個人の意見としても、この技術は単なる食中毒対策にとどまらず、災害時における安全な飲料水の確保など、防災分野でも世界を救う鍵になると確信しています。薬品を使わない安心安全な水が当たり前になる未来の実現に向けて、今後の実用化が本当に待ち遠しいですね。
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