【2019年女子ゴルフ】鈴木愛が劇的な賞金女王奪還!ペ・ソンウがメジャー初制覇を飾った激闘のリコーカップ

宮崎の大地が熱狂に包まれた、2019年12月01日の国内女子ツアー最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップ・リコーカップ」。シーズンの集大成となるこの大会で、女子ゴルフ界の歴史に刻まれるドラマチックな幕切れが訪れました。最後までもつれ込んだ賞金女王争いは、ファンの視線を釘付けにする大接戦となったのです。

この日、圧巻の集中力を見せたのが鈴木愛選手でした。彼女は「68」という素晴らしいスコアで回り、通算5アンダーの5位タイでフィニッシュ。この結果、今季の獲得賞金を1億6018万円の大台に乗せ、2年ぶり2度目となる賞金女王の座を手にしました。プレッシャーを跳ね除けて女王に返り咲く姿は、まさにトッププロの矜持を感じさせます。

スポンサーリンク

「シブコ」の猛追と驚異の新人ペ・ソンウ

一方、全英女子オープンを制し、社会現象を巻き起こした渋野日向子選手からも目が離せませんでした。逆転女王を狙った彼女は、通算7アンダーの2位タイと健闘。惜しくも賞金ランク2位に留まりましたが、年間の各大会での成績を得点化した「メルセデス最優秀選手賞」を見事に獲得しています。安定感のある強さは、新時代のスターにふさわしいものでした。

そして、本大会の主役となったのは韓国からの刺客、ペ・ソンウ選手です。日本ツアー参戦1年目にして、最終日に6バーディー、1ボギーの「67」を叩き出す爆発力を披露。通算11アンダーで大会初出場でのメジャー制覇という快挙を成し遂げました。3年間のシード権も獲得し、来季以降の彼女がツアーの台風の目になることは間違いありません。

史上初の快挙と次世代を担う新星たち

特筆すべきは、7位タイに入った申ジエ選手が達成した前人未到の記録でしょう。彼女はシーズンを通しての1ラウンド当たりの平均スコアを示す「平均ストローク」で、史上初となる「60台(69.9399)」をマークしました。これはゴルフにおいて、いかに彼女が一年間、極めて高い次元でプレーを継続してきたかを証明する驚異的な数字と言えます。

SNS上では、鈴木愛選手の執念の女王戴冠を祝福する声や、渋野選手の最後まで笑顔を絶やさないプレーに勇気をもらったという投稿が溢れています。今回のリコーカップは、実力派のベテランと勢いのある若手が激しく火花を散らす、女子ゴルフの人気の高さを象徴する一戦となりました。

編集者の視点から見れば、2019年の女子ツアーはまさに「群雄割拠」の時代へと突入した印象を受けます。圧倒的な安定感の申ジエ選手、勝負強さの鈴木選手、そして爆発力のある渋野選手。このハイレベルな戦いが、多くのライト層をゴルフ場へ引き寄せたのは明白です。来季も彼女たちがどのような輝きを見せてくれるのか、期待は膨らむばかりですね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました