2019年12月8日、阪神競馬場で若き乙女たちの頂点を決める「第71回阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)」がいよいよ開催されます。注目の一戦を前に、2019年12月6日には枠順が確定し、翌7日から待望の馬券発売が開始されました。競馬ファンの間では、無敗のヒロイン候補たちが激突するハイレベルな一戦として、SNS上でも「どの馬が勝ってもおかしくない」「異次元の瞬発力が見たい」と、期待の声が沸騰しています。
有力候補の筆頭として熱い視線を浴びているのが、2枠3番を引き当てたウーマンズハートでしょう。前走の新潟2歳ステークス(GIII)では、中団待機から鮮やかにライバルを抜き去る見事な差し切り勝ちを収めました。彼女の最大の武器は、何と言っても他を圧倒する「瞬発力」です。これは、レース終盤で一気に加速する能力のことで、特にデビュー戦で見せた「上がり3ハロン(最後の600メートル)」32秒0というタイムは、驚異的な速さを物語っています。
今回の舞台となる阪神競馬場の芝1600メートルは、外回りコースが使用されるため、最後の直線が非常に長いのが特徴です。ウーマンズハート自慢の末脚(ゴール直前の追い込み)を存分に発揮するには、まさに絶好のロケーションと言えるでしょう。編集部としては、この速い上がりに対応できるスピード能力こそが、GIという大舞台で勝利を掴み取るための決定的な鍵になると確信しています。
リアアメリアと新興勢力が挑む2歳女王の座
一方で、ウーマンズハートの最大のライバルとされるのがリアアメリアです。彼女もまた、前走のアルテミスステークス(GIII)を圧巻の内容で制しており、非凡な才能を世に知らしめました。道中では前に行きたがる気性の激しさを見せつつも、直線でエンジンがかかってからの伸び脚は余裕たっぷりで、底知れないポテンシャルを感じさせます。GIの大観衆の中でも落ち着いて走ることができれば、首位争いに加わるのは間違いないはずです。
さらに、牡馬(オスの馬)に混じってハイレベルな戦いを演じてきたクラヴァシュドールも見逃せません。サウジアラビアロイヤルカップ(GIII)で2着に食い込んだ実力は本物であり、好位から確実に脚を使える安定感が魅力です。また、ファンタジーステークス(GIII)を制したレシステンシアも虎視眈々と女王の座を狙っています。バラエティ豊かな実力馬たちが揃い、まさに群雄割拠の様相を呈しているのが今年の2歳女王決定戦なのです。
筆者の個人的な見解としては、阪神の外回りコースという特性上、やはり純粋な加速力が勝敗を分かつと見ています。どの馬が次世代のヒロインとして名乗りを上げるのか、2019年12月8日の午後3時40分、運命のゲートが開く瞬間から目が離せません。冬の仁川に響き渡る歓声とともに、歴史に名を刻む新たな名牝の誕生を、私たちも全力で応援しようではありませんか。
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