常夏の楽園ハワイで、日本のゴルフファンを熱狂させる熱い戦いが幕を開けました。米国のハワイ州ホノルルにある名門ワイアラエCC(パー70)にて、2020年1月9日に米男子ゴルフのソニー・オープン第1ラウンドが開催されたのです。風が読みづらい難コンディションの中、日本勢の意地とプライドがぶつかり合う見事なドラマが展開されました。
今大会で素晴らしいロケットスタートを切ったのが小平智選手です。彼は3バーディー、2ボギーという極めて安定したゴルフを展開し、69のスコアをマークしました。日没順延により14選手が競技を終えられない波乱の幕開けとなる中、暫定16位という好位置につけています。首位を走るコリン・モリカワ選手の65というスコアにも、十分に手が届く位置だと言えるでしょう。
SNS上では「小平選手のショットが冴え渡っている!」「この勢いで上位に食い込んでほしい」といった、熱い歓喜の声が溢れ返っています。初日から世界の強豪と互角に渡り合う彼の姿は、多くの視聴者に勇気を与えているようです。時差を忘れて日本の裏側からエールを送る熱心なファンも多く、その注目度の高さがうかがえます。
一方で、実力者たちのまさかの出遅れに、ゴルフ界には衝撃が走りました。日本のエースである松山英樹選手をはじめ、比嘉一貴選手、中島徹選手はともに74と苦しみ、102位タイと大きく出遅れる結果となっています。さらに、国内ツアーで圧倒的な強さを誇る今平周吾選手も、78と崩れて138位と非常に苦しい立ち上がりを強いられました。
ここで専門用語を少し解説しますと、「暫定順位」とは全選手が同じホール数を消化しきれていない段階での仮の順位のことです。今回の大会のように、日没などの影響でプレーが翌日に持ち越された場合に、この表現が使われます。ゴルフは自然との戦いでもあり、スタートする時間帯によって風の強さや芝の状態が激変するため、運の要素も絡む過酷なスポーツなのです。
編集部としては、小平選手にはこのまま冷静なマネジメントを維持し、米ツアー2勝目を目指して突き進んでほしいと願うばかりです。また、出遅れてしまった松山選手らにも、ここからの驚異的な巻き返しを期待せずにはいられません。実力者たちが揃っているだけに、第2ラウンド以降の驚異的なスコアアップによって、予選通過を果たすドラマを私たちは信じています。
コメント