【日本IBM】山口明夫新社長が語るリーダーシップの真髄!多様性と透明性が生み出す最強の組織づくり

デジタル変革が加速する2020年2月6日現在、最先端の人工知能やクラウド技術に注力しているのが日本IBMです。人工知能とは人間の思考回路を模倣して学習するシステムを、クラウドは自前でサーバーを持たずインターネット経由で利用できるサービスを指します。米国の新興企業が猛威を振るう激動のIT業界において、同社は年間約9000億円という巨大な売り上げ規模を維持し続けているのです。

この巨大企業の舵取りを2019年5月から任されたのが、生え抜き日本人トップとなる山口明夫氏に他なりません。就任当初は、偉大な先輩方の後を継ぐことへの不安と、現場のエンジニア出身である自分が受け入れられるかという重圧があったと語られています。しかし同時に、お客様のために米国本社との交渉が円滑になるのではないかという、前向きな期待も抱いていたそうです。

スポンサーリンク

偏見を捨て去り多様性を最大の武器へ

山口社長が自社の最大の強みとして掲げるのが、組織の持つ「多様性」という要素です。かつて2004年頃、米国本社の女性責任者と人材育成の優先順位を巡って衝突した苦い経験があるといいます。しかし翌年の2005年、米国赴任で彼女の下で働くことになった際、過去のわだかまりを一切引きずらず、自らの見識を広げる機会を与えてくれた上司の姿に深く感銘を受けた模様です。

相手の置かれた状況や背景を深く理解し、決して色眼鏡をかけて人を見てはならないという教訓は、この出来事から生まれました。国籍や入社経路といったあらゆる偏った見方を捨て去り、世界中の仲間と協力してビジネスの判断を下す姿勢こそが、グローバル企業である日本IBMの強固な基盤となっているのでしょう。

透明性とリスペクトから生まれる理想の組織と反響

山口氏がリーダーとして大切にしている3つの信条が存在します。それは、常に公平であること、互いに尊敬し合うこと、そして物事を可視化して透明性を保つことです。もし自らの判断が間違っていたと気づけば、素直に謝罪して軌道修正を図る柔軟性も持ち合わせています。後になって決断の理由を問われた際、社員や顧客に対して正々堂々と説明できるかどうかが、「正しい判断」の基準として機能していると言えます。

社内コミュニケーションにおいても、その透明性は際立っています。毎日欠かさず自身の考えや行動を社員向けに発信しており、社長の素顔を見せることで働きやすい環境作りを推進しているようです。現場の役員やリーダーたちを心から信頼して裁量を任せ、細かな口出しをしないという姿勢は、組織全体から斬新なアイデアを引き出すための最良の策なのかもしれません。

変えるべきツールや手法と、決して変えてはならない「顧客第一」の精神を明確に区別する山口社長の姿勢に、メディア編集者である私自身も強く共感いたしました。大企業のトップでありながら、社内のテニス部長として社員の結婚式に出席するという気さくな人柄も、多くの人々を惹きつける魅力となっています。時代の変化に合わせて自らをアップデートしつつ、人への思いやりを忘れない姿勢こそ、現代のリーダーに最も求められる資質ではないでしょうか。

実際、インターネット上のSNSでも好意的な意見が多数見受けられます。「トップが毎日メッセージを発信してくれるのは、現場として非常に安心感がある」「失敗を素直に認められる社長の下なら、思い切った挑戦ができそう」といった声が挙がっています。さらに「テニス部長という肩書が素敵すぎる」と、その親しみやすいキャラクターに好感を持つユーザーの投稿も拡散されており、社内外から高い支持を集めている様子がうかがえます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました