徳島から世界へ。日本の住宅に寄り添う「エスティック」の欧風家具が選ばれる理由

徳島県阿波市という地方から、日本の家具業界に新しい風を吹き込んでいる企業をご存知でしょうか。それが「エスティック」です。2020年1月22日の時点で、低迷する地方メーカーが多い中、同社はSPA(製造小売り)というビジネスモデルを武器に、非常に元気な姿を見せています。

SPAとは、企画・製造から販売までを自社で一貫して行う仕組みのことです。これにより、中間コストを抑えながら、こだわり抜いた高品質な家具を適正な価格で提供することを可能にしました。その魅力は、東京・表参道のショールームへ足を運べば一目瞭然でしょう。

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著名デザイナーが描き出す「豊かな暮らし」

エスティックの家具がなぜこれほどまでに人を惹きつけるのか。その秘密は、著名なデザイナーとの共同開発にあります。単に見た目が美しいだけでなく、日本人のライフスタイルに根ざした「暮らしを豊かにする」という哲学が、その一つひとつのデザインに深く刻まれているのです。

例えば、名作「バンケット」は、和の知恵であるちゃぶ台や掘りごたつのような寛ぎと、現代的なソファの快適さを融合させた画期的なダイニングセットです。日本の住宅事情に合わせ、限られた空間でもゆったりと過ごせるよう、テーブルの天板が斜めにスライドする仕組みを取り入れるなど、細部まで徹底した気配りがなされています。

都市の住宅に、リゾートの風を

2020年3月初旬には、さらなる新作が発表されます。注目すべきは、都市型マンションにもフィットするコンパクトなサイズ感です。国際的に活躍する安積伸さんが手掛けた「バンケットオプティム」は、省スペースながらも、あえてアームを大きくするなど、空間にゆとりを感じさせる巧みなデザインが光ります。

さらに、建築家とのコラボレーションに定評がある藤森泰司さんが手掛けたリゾート風の新作も登場します。「ロベッジダブリュー」というソファは、ウィンザーチェアの技術を応用し、まるで一日中そこにいたくなるような極上の座り心地を実現しました。こうした上質な家具を取り入れることで、自宅が単なる居住空間から、心身を癒やす「人生の舞台」へと変わるのだと感じます。

編集者としての視点

地方発の企業が、世界的な感性を取り入れながら、日本の住宅環境という現実に真摯に向き合う姿勢には深く感銘を受けます。SNSでも「狭い部屋でも置ける高級感」「デザインと機能のバランスが素晴らしい」といった声が散見され、まさに「機能美」を求める現代人の心に刺さっているようです。

家具は長く使うものだからこそ、ブランドの姿勢が重要です。自ら海外へ足を運び、直接素材を買い付けるエスティックの熱量は、確実に使い手に伝わっています。住宅メーカーとも連携し、家そのものからトータルでデザインしようとする彼らの挑戦は、日本のインテリア文化をより豊かに進化させていくことでしょう。

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