日経平均・為替の未来を読め!新型肺炎と米利下げ観測で揺れる3月末の市場動向とダービー攻略法

投資家の皆様が熱視線を送る、3月末の相場予想を競う名物企画「円・ドルダービー」と「日経平均ダービー」の応募期限が、2020年2月29日にいよいよ迫ってまいりました。足元の金融市場では、強気な見方と慎重な見方が複雑に絡み合い、まさに一寸先は闇という緊張感に包まれています。SNS上でも「今回の株価予想は難易度が高すぎる」「為替の動きが読めない」といった困惑の声が数多く上がっており、参加者の間でも意見が真っ二つに割れている状況です。

現在の米国市場に目を向けると、主要な株価指数である米ダウ工業株30種平均が、史上初となる3万ドルの大台突破を目前に控えるというお祭りムードに沸いています。さらに2020年2月に発表された現地の雇用統計をはじめとする経済指標も極めて堅調であり、世界経済を牽引するアメリカの底力を証明しました。このような背景から、市場にはこのまま上昇気流が続くという楽観的なムードが根強く残っているのも事実でしょう。

その一方で、中国を起点とした新型肺炎の感染拡大という、予測不能な巨大リスクが世界の金融市場を揺るがしています。この未知のウイルスによる経済活動の停滞は、アジア圏の株式市場を中心に株価の激しい乱高下を引き起こす要因となりました。専門家からは、これまで市場が描いていた世界経済の成長シナリオが、3月末に向けてどれほど下方修正されるかが今後の最大の焦点になるという、極めて冷静な指摘もなされています。

こうした激動の渦中で、世界中の投資家が最も注目しているイベントが、2020年3月17日と2020年3月18日の2日間にわたって開催される「米連邦公開市場委員会(FOMC)」です。これはアメリカの金融政策を決める最高意思決定機関の会合であり、世界経済の減速を食い止めるために、2019年10月以来となる「利下げ」に踏み切るのではないかという観測が、市場関係者の間で急速に強まっています。

仮にアメリカが利下げ、つまり金利を下げる政策を実行した場合、為替レートはどのように動くのでしょうか。一般的には金利の低い通貨が売られやすくなりますが、日本も超低金利政策を続けているため、日米の金利差にはそれほど決定的な変化は生じないという見方があります。そのため、アメリカの景気の強さが意識され、結果としてドルが買われて円が売られる「ドル高・円安」のトレンドは、今後も維持される可能性が十分に考えられます。

一方で株式市場に視点を移すと、2020年3月期の国内企業の業績は、新型肺炎によるサプライチェーンの分断や観光需要の激減によって、事前の想定よりも減益幅が拡大する見通しです。しかし、これによって今期の業績という「発射台」が低くなれば、翌年となる2021年3月期の業績回復や増益率の高さが、かえって魅力的に映るかもしれません。市場はこれをポジティブに捉え、先回りした買いが入るという、したたかなシナリオも浮上しています。

私個人の見解としては、目先の悪材料である新型肺炎の影響は確かに深刻ですが、これこそが市場の過熱感を冷ます健全な調整局面であると捉えています。世界的な金融緩和の波は続いており、企業の底力を信じる強気の姿勢を崩す必要はないでしょう。この波乱含みの相場を読み解くダービーは、はがきや電子版から応募が可能です。見事にピタリと的中させて、最高3万円分の図書カードを手にするスリルを、ぜひ体感してみてはいかがでしょうか。

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