【2020年最新】大学発の絶品グルメが農業を救う!弘前大のピンク色リンゴと愛媛大の「海水ミカン」が拓く未来

2020年01月01日、日米貿易協定が大きな節目を迎えました。環太平洋経済連携協定(TPP)などに続き、海外産の農産物がより身近になる中で、日本の農業は今、大きな岐路に立たされています。こうした逆風を跳ね返そうと、各地の大学が「知の力」を結集し、驚くような新しい「おいしさ」を次々と生み出しているのをご存知でしょうか。

青森県に位置する弘前大学では、思わず写真に収めたくなるような鮮やかなリンゴが誕生しています。1981年から約40年もの歳月をかけて追求してきたのは、なんと「中までピンク色」のリンゴです。2013年11月14日に品種登録された「HFF33」、通称「美紅(みく)」は、普通の赤い皮を剥くと、内側から美しい桃色の果肉が顔を出します。

この美しい発色の正体は、ブルーベリーなどにも含まれる「アントシアニン」という天然の色素です。植物が身を守るために蓄える抗酸化物質の一種ですが、弘前大の研究によれば、青森の厳しい寒さがあるからこそ、この鮮やかな発色が実現できるといいます。まさに北の大地が育んだ、天然の宝石とも呼べるフルーツなのです。

かつて2010年10月29日に登録された「紅の夢」は酸味が強く、主にジャムなどの加工用として親しまれてきました。しかし、この「美紅」は違います。酸味と甘みが絶妙に調和した「酸甘適和」を実現し、生で食べても驚くほどおいしいのが特徴です。ネット上では「カットフルーツにしたら絶対映える!」「早くスーパーで買いたい」と、期待の声が広がっています。

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海の恵みで果実を甘く!愛媛大学が挑む驚きの栽培革命

一方、西のミカン王国・愛媛県でも、愛媛大学による常識破りの挑戦が続いています。山田寿教授が提唱するのは、なんと「海水」を利用した栽培方法です。通常、植物に塩水は禁物ですが、根にだけ適切な濃度の海水を与えることで、あえて根が水を吸いにくい「乾燥状態」に近いストレスを与え、果実の糖度を極限まで引き出すといいます。

現在は松山市の高浜漁港から汲み上げた海水を用い、鉢植えでの実証実験に成功しています。今後は実際の畑での再現を目指しており、低コストで高品質なミカンを作る救世主として注目されています。農業の担い手不足が深刻化する中で、こうした科学的アプローチによる効率化は、日本の食卓を守るための不可欠なピースになるでしょう。

自由貿易の波は止まりませんが、日本の大学が持つ「ブランド化の技術」と「科学の知恵」があれば、海外勢に負けない競争力を維持できるはずです。見た目の美しさと圧倒的な味の良さを両立させたこれらの研究成果が、一日も早く私たちの近所の店頭に並ぶ日が待ち遠しいですね。伝統に甘んじない大学の情熱が、未来の農業を明るく照らしています。

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