日本国内でも警戒が強まるなか、三重県内において2020年1月30日、初めての新型コロナウイルス感染者が確認されました。感染が判明したのは50代の男性で、前日より肺炎の症状を訴えて入院しています。事態を重く見た三重県は、翌日となる2020年1月31日に対策本部会議を県庁で急遽開催しました。そこでの発表によると、男性が発熱した時期に県内で少なくとも3人の濃厚接触者がいたことが明らかになり、地域社会に緊張が走っています。
この「濃厚接触者」という言葉は、感染者と至近距離で一定時間過ごし、ウイルスの吸入や接触のリスクが高い人を指す専門用語です。今回該当した3人は全員が男性の職場の同僚であり、残念なことにそのうちの2人にはすでに咳などの症状が現れているといいます。三重県は直ちにこれら3名に対して自宅待機を要請し、現在は健康状態の経過観察を続けている状況です。これ以上の感染拡大を食い止めるためにも、県の迅速な囲い込みと徹底した検査体制の構築が急務と言えるでしょう。
感染した男性の足跡を辿ると、2019年12月24日から2020年1月13日までの期間、感染の源流とされる中国・武漢市へ帰省していたことが分かっています。その後、2020年1月25日と2020年1月26日に38度の高熱を発症しました。翌日の2020年1月27日に県内の医療機関を受診したものの、事態が急転したのは2020年1月29日の再受診時です。明らかな肺炎の所見が見られたため即座に入院となり、翌日の検査で陽性と確定するに至りました。
この一連の報道に対し、SNS上では「ついに自分の住む地域まで来てしまったか」という地方在住者のリアルな恐怖の声が溢れています。特に職場の同僚が濃厚接触者となり症状が出ている点について、「オフィスでの感染は防ぎようがない」「明日は我が身で恐ろしい」といったビジネスパーソンからの悲痛な投稿が目立ちます。見えないウイルスが生活圏に迫っているという事実が、ネット空間でも大きな動揺を広げているのは間違いありません。
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ウイルスの脅威に立ち向かうために私たちが持つべき心構え
身近な地域で感染者が出たというニュースは、私たちに強い不安を植え付けます。しかし、ここで過度に恐れてパニックに陥ることは最も避けるべきです。職場の同僚に症状が出ているという現実は、日頃のオフィスの衛生管理を見直す強力な警告として受け止めるべきではないでしょうか。手洗いやうがいの徹底、そして少しでも体調に異変を感じたら無理をせずに休暇を取れるような、社会全体の意識改革と環境づくりが今まさに求められています。
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