25歳で結婚したい!若者が「早婚」を熱望する意外な理由と令和の幸せの新基準

最近の10代後半から20代前半の若者たちの間で、25歳前後での結婚を希望する「早婚願望」が急速に高まっています。2018年の平均初婚年齢は男性が31.1歳、女性が29.4歳と、統計上は晩婚化が進んでいるように見えます。しかし、現場の熱量はそれとは正反対のようです。SNS上でも「若いうちにライフプランを固めたい」という声が目立ち、堅実な人生設計を描く姿が浮き彫りになっています。

なぜ今、あえて早い時期の結婚を選ぶのでしょうか。ある都内の女子大学生は、25歳までに結婚することで心の安定を得て、そこから仕事に思い切りチャレンジしたいと語ります。これは「仕事か家庭か」という古い二択ではなく、両立を前提とした現代的な発想です。今の若者にとって、結婚はゴールではなく、その後の長いキャリアや人生をより豊かに、そして効率的に進めるための「確固たる基盤」として捉えられているのでしょう。

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上の世代の苦労を反面教師に?リスクを回避する賢い選択

こうした考え方の背景には、少子高齢化や不妊治療、孤独死といった社会問題を物心ついた頃から耳にしてきた環境があります。先輩世代が仕事に邁進した結果、育児での体力不足や妊活に苦労する姿を間近で見てきたことも、若者を慎重にさせているのかもしれません。彼らにとって、結婚を先延ばしにすることは自由の享受ではなく、将来的なリスクを積み上げることと同義なのです。

また、1990年代半ばから共働き世帯が一般化した影響も見逃せません。現在の20代の多くは働く両親を見て育っており、女性が仕事を続けるのは至極当然のこととなっています。早くに生活のベースを整え、出産やマイホーム購入を余裕を持って済ませたいという願いは、非常に論理的です。上の世代が経験した「二者択一」の葛藤から学び、より賢明でスムーズな人生の「段階」を踏もうとする姿勢がうかがえます。

理想は「クレヨンしんちゃん」?等身大の幸せを求める男性たち

興味深いことに、この傾向は男性にも波及しています。2019年12月06日現在、共働き家庭の生活を体験できる「家族留学」への男性参加者が急増しているそうです。かつては女性が大半を占めていたこのサービスも、今や参加者の4割が男性となっており、若いうちから家庭運営のリアルを学ぼうとする意欲が際立っています。彼らもまた、25歳前後での結婚を現実的な選択肢として真剣に検討しているのです。

今の若者が憧れるのは、派手なタワーマンション生活などではありません。彼らの理想として挙がるのは、意外にも「クレヨンしんちゃん」の野原家です。平凡でも温かい家庭を持ち、自分に見合った幸せを大切にする。こうした「地に足のついた幸福論」は、情報過多なSNS時代だからこそ、確かな繋がりを求める心理の表れではないでしょうか。私も、こうした地に足のついた価値観こそが、これからの持続可能な社会を支える鍵になると確信しています。

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