TISが米シークエントを子会社化!トークナイゼーション技術で開くモバイル決済の未来

システム開発大手のTISが、モバイル決済の分野で世界をリードするアメリカのシークエント・ソフトウェアを連結子会社化することを、2020年01月29日に発表しました。主要株主であるファンドからの株式買い取りに加え、新たな株式の発行引き受けや、債務を株式に換える「DES(デット・エクイティ・スワップ)」という手法を活用します。これにより、現在の13.1%から61.6%まで一気に持ち株比率を引き上げる計画です。取得額は約2600万ドル(日本円で約28億5000万円)にのぼり、2020年02月初旬には手続きが完了する見通しとなっています。

シークエント社は2010年に産声を上げた注目のフィンテック企業で、クレジットカードなどの機密情報を安全な別の暗号データに置き換える「トークナイゼーション」という革新的な最先端技術を持っています。この技術により、万が一データが漏洩しても悪用を防ぐことができるため、セキュリティの要として大きな期待を集めているのです。SNS上でも「これからのキャッシュレス社会に不可欠な技術」「TISの先見の明が素晴らしい」と、今後の展開を歓迎する声が数多く上がっています。

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IoT時代の決済インフラへ!2025年に向けたTISの巨大戦略

世界中のあらゆるモノがインターネットでつながる「IoT(アイオーティー)」の時代が到来する中で、決済の安全性は最重要課題といえます。TISは2017年からシークエント社と手を組み、スマートフォン向けの電子財布サービスなどでその技術を活用してきましたが、今回のがっちりとした体制構築により、グループの成長力はさらに加速するでしょう。卓越したセキュリティ技術を完全に自社グループへ取り込むことで、家電や自動車といった身の回りのあらゆる機器を通じた、新時代の安全な決済インフラが誕生するはずです。

今回の思い切った決断は、日本のキャッシュレス市場の遅れを劇的に挽回する起爆剤になると確信しています。単なる利便性の追求にとどまらず、世界基準の「絶対に破られない安心感」を日本のユーザーに提供できる意義は極めて大きいでしょう。すでに欧米や東南アジアの金融機関で実績を持つシークエント社のノウハウを活かし、TISは2025年にこの関連ビジネスで約50億円の売上を目指すという高い目標を掲げています。日本の技術連合が世界を舞台にどう躍進していくのか、これからの動向から目が離せません。

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