富山空港を発着する空の便に、今まさに大きな激震が走っています。世界中で猛威を振るい、人々の生活に暗い影を落としている新型コロナウイルスの感染拡大。この深刻な事態を受け、富山と中国を結ぶ重要な国際定期路線が、大幅な減便や運休を余儀なくされる事態となりました。
特に大きな動きを見せているのが、富山と大連を週に3往復体制で結んでいる中国南方航空です。同社は2020年2月8日のフライトを皮切りに、2020年2月12日から2020年3月28日までの全便を運休することを決定しました。実質的な全面運休という、非常に重い決断を下した形です。
さらに、富山と上海の間を週2往復で運航している中国東方航空も、同様の動きをみせています。2020年2月8日から2020年3月末までの期間、土曜日に予定されていたフライトの運休を決定しました。これにより、同路線は週1便のみという極めて限定的な運行体制へと縮小されます。
こうした国際線の急激な規模縮小の背景には、中国政府による海外への団体旅行の禁止措置が挙げられるでしょう。旅行そのものが制限されたことで利用者が激減し、航空各社は予約の低迷に直面していました。いわゆる「インバウンド(訪日外国人旅行)」の波が突如として遮断された状況です。
SNS上では、この突然の発表に対して「富山の観光地やビジネスへの影響が心配」「感染防止のためには仕方のない措置だが、早く終息してほしい」といった、懸念や落胆の声が相次いでいます。地域の経済や国際交流の玄関口である空港の活気が失われることへの不安が、ネット上でも如実に表れている印象です。
国際線の運休は、単なる移動手段の制限にとどまらず、富山県内のホテルや観光業、さらにはビジネスの現場にも計り知れない打撃を与えることが予想されます。一刻も早い事態の沈静化と、かつての賑やかな空の便が戻ってくる日を、今はただ切に願うばかりです。
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