世界的なITの巨人、米グーグルが、ついに日本国内にデータセンターを建設することが明らかになりました。2019年5月28日(米国時間)に発表されたこのニュースは、日本のクラウドコンピューティング市場にとって、大きな節目となる出来事です。グーグルは、千葉県印西市に施設の用地を取得したことを明らかにしました。これは同社にとって日本初のデータセンターとなり、アジア地域でのクラウド事業の展開を本格的に強化する狙いがあると考えられます。
建設が予定されているのは、千葉ニュータウンに位置する大規模な産業団地「グッドマンビジネスパーク」内の一部の土地です。グーグルは、同パークの管理会社から土地を購入したとしていますが、具体的な購入金額や、データセンターの詳しい仕様、そして運用開始時期については、現時点(2019年5月30日)で「未定」としています。しかし、この施設が日本国内で稼働することで、同社の強みであるクラウドサービスが、より身近なものになることは確実でしょう。
グーグルが提供するクラウドサービスとは、インターネット経由でサーバーやストレージ、ソフトウェアなどのITリソースを利用できる仕組みのことを指します。その中でも特に、グーグルは最先端の人工知能(AI)処理技術を活用したサービスに強みを持っています。データセンターが国内に設置されることで、データの処理速度が向上し、遅延が減少するでしょう。これは、レイテンシー(データ通信の遅延時間)が短縮されることを意味し、特にAIやリアルタイム処理を必要とするサービスにおいて、日本の企業やユーザーにとって大きなメリットをもたらすと期待されます。
私見ですが、この日本初のデータセンター開設は、グーグルが日本の企業向けクラウド市場を本気で攻略する意思表示だと見ています。これまでも台湾やシンガポールにある合計4つのデータセンターを活用してアジア地域をカバーしてきましたが、国内に拠点を構えることで、データ主権やセキュリティに関する日本の顧客の懸念を払拭しやすくなるでしょう。特に機密性の高いデータを扱う金融機関や公共機関にとって、データが国内で管理されることは、非常に安心材料となるはずです。
この発表を受けて、SNSでは「ついにグーグルが本腰を入れてきた!」「日本のクラウド競争が一気に激化する」「印西市がテクノロジーの新しい拠点になるかも」といった、興奮や期待の声が多く聞かれます。一方で、「AIサービスがどれくらい速くなるのか楽しみだ」といった、技術的なメリットを享受できることへの期待も高まっているようです。グーグルの日本データセンターは、同社のクラウドを使った最先端のAI処理サービスなど、日本での事業展開を大きく後押しするために活用される見通しで、日本国内のデジタルトランスフォーメーション、すなわちDXを加速させる起爆剤となるでしょう。
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