🎨体感型アートの聖地🎨 金沢21世紀美術館が進化! 訪日客を魅了する開館15周年の取り組みと人気作品を徹底解説

北陸の古都・金沢市で、今や観光の代名詞とも言える金沢21世紀美術館が、2019年6月26日時点で開館15周年を迎え、さらなる魅力向上に注力していると報じられました。ガラス張りの円形というユニークな外観を持つこの美術館は、来場者が直接触れたり体験したりできる現代アートが大きな魅力となっており、国内外からの多くの観光客で常に賑わいを見せています。特に北陸新幹線の開通以降、その人気は爆発的に高まり、過去最高の入館者数を記録するなど、その勢いは止まるところを知りません。

当館のシンボル的な存在として、入館者の誰もがまず目を奪われるのが、アルゼンチンの美術家レアンドロ・エルリッヒ氏によるインスタレーション作品「スイミング・プール」です。これは、地階の展示スペースを水槽に見立て、透明な天井に薄く水を張ることで、地上から見るとまるで人が水に満たされたプールの底を歩いているかのように錯覚させる、大変ユニークな作品です。地上と地下で来場者同士が偶然出会うという、この作品の仕掛けが最大の人気の秘訣と言えるでしょう。実際に修学旅行で訪れていた女子中学生からは「普通の美術館と違って色々と体験できて楽しい」といった声が聞かれ、SNSなどでも「フォトジェニック」「体験できて感動」といった反響が多数寄せられており、この体感できるアートという部分が、特に若い世代の読者を強く惹きつけていることが窺えます。

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🖼️「時代の問題意識」を映す大がかりなコレクション

金沢21世紀美術館が所蔵するコレクションにも、来場者の心に深く訴えかける、スケールの大きな作品が多いのが特徴です。例えば、無数のガラス玉を精密に並べて作られた世界地図の作品は、その上に足を踏み入れると壊れてしまうという構造によって、「世界のもろさ」を表現しています。黒沢伸副館長は、「時代の問題意識」を鋭く映し出す作品を、より深く理解してもらうため、あえて展示や維持が困難な作品を積極的に収集していると説明しており、この美術館が単に見た目の楽しさだけでなく、コンテンポラリー・アート(現代美術)が持つメッセージ性を重要視していることが伝わってきます。

2004年の開館当時、当美術館は、金沢大学や石川県庁の郊外移転による中心市街地の空洞化を防ぎ、賑わいを創出する目的の一つとして誕生しました。黒沢副館長が語るように、「観光客を含め誰もが気軽に楽しめる、わかりやすい現代美術館」を目指した結果が、このガラス張りの開放的な建築構造にも現れています。近隣にある兼六園やひがし茶屋街といった歴史的な観光スポットとは一線を画す、モダンで新しい文化拠点として、今や金沢観光には欠かせない存在となっています。

📈過去最高の入館者数と、さらなるインバウンド対策

2018年度の入館者数は、過去最高となる258万人を記録しました。これは北陸新幹線が開業する前の2013年度と比較して、100万人以上も増加している数字であり、開館時に設定していた目標である30万人を大幅に上回る驚異的な集客力を見せています。この爆発的な人気に応えるべく、当美術館は2019年春に観覧料の値上げを実施いたしました。例えば、特別展の一般通常料金は1,000円から1,200円に引き上げられていますが、この増収分を原資として、来館者の受け入れ体制強化に充てるという方針です。

特に増加傾向にある外国人観光客、すなわちインバウンドへの対応を強化するため、週末を中心に英語と中国語に対応できるコンシェルジュを2名配置し、外国人旅行者へのスムーズな案内を実現しました。また、館内スタッフの増員による清掃強化なども進められています。さらに、混雑時には最大90分にも達することがあった入館待ち時間を短縮するため、2020年には受付カウンターを現在の3カ所から5カ所に増設する予定です。

✨快適なアート鑑賞空間へ大規模改修も実施

来館者の利便性を飛躍的に高めるため、金沢21世紀美術館では、2019年12月20日から2020年2月3日までを全館休業とし、大規模な改修工事を行う予定です。この改修では、コインロッカーの設置やトイレの改修も実施される計画であり、長時間の滞在をより快適に過ごせる環境が整備されることでしょう。開館15周年を機に、ソフト・ハードの両面から進化を続ける金沢21世紀美術館は、今後も金沢観光の最重要スポットとして、訪れる人々を魅了し続けるに違いありません。この積極的な改善への姿勢こそが、多くの人々に愛される理由の一つであると筆者は考えています。

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