神戸空港から四国へ初就航!FDAが仕掛ける「神戸ー高知線」12月20日からの空の旅が驚きの安さ

2019年、関西の空が大きな転換期を迎えています。静岡市に拠点を置く航空会社、フジドリームエアラインズ(FDA)は2019年9月30日、神戸空港と高知龍馬空港を結ぶ新路線を2019年12月20日から開設すると公式に発表しました。毎日2往復の運航が予定されており、ビジネスや観光の利便性が飛躍的に向上することは間違いありません。

今回の発表で特に注目を集めているのが、就航を記念して設定された「4351(よさこい)円」からという驚きの片道運賃です。高知の名物である「よさこい祭り」にちなんだ遊び心あふれる価格設定に対し、SNS上では「高速バスより安いのではないか」「日帰りでカツオのたたきを食べに行ける」といった歓喜の声が次々と上がっており、早くも予約争奪戦の様相を呈しています。

使用される機材は、ブラジルのエンブラエル社が製造する「ERJ175(84席)」または「ERJ170(76席)」という最新鋭のリージョナルジェット機です。リージョナルジェットとは、地方都市間を効率よく結ぶために設計された小型旅客機のことで、座席幅が広く天井も高いため、小型ながらも大型機に引けを取らない快適な居住空間を確保しているのが大きな特徴といえるでしょう。

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規制緩和で進化する神戸空港のポテンシャル

神戸空港にとって、四国地方を結ぶ路線の就航は今回が初めての試みとなります。FDAは既に2019年10月27日から松本線と出雲線の運航を開始することを決めており、今回の高知線を加えることで神戸発着のネットワークは一気に3都市へと拡大します。短期間での立て続けの新規就航は、神戸空港が持つ潜在的な需要の高さを示唆しているようです。

この背景には、2019年5月に開催された「関西3空港懇談会」での歴史的な合意が存在します。これまで厳しい制限下にあった神戸空港ですが、発着枠が1日60回から80回へと拡大され、運用の終了時間も午後11時まで延長されるという規制緩和が決定しました。この決定が呼び水となり、航空各社による神戸路線の争奪戦が加速している状況なのです。

編集者の視点から言えば、この「空の道」の開通は単なる移動手段の確保以上の価値を持っています。これまで神戸から高知へは、明石海峡大橋を経由する自動車や高速バスが主流でしたが、飛行機という選択肢が加わることで移動時間は劇的に短縮されます。地域経済の活性化はもちろん、関西と四国の心理的な距離を縮める素晴らしいニュースだと感じます。

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